2015年7月18日土曜日

路地へ


 
 
 
 
 
 
照りつける陽射しに
顔をしかめつつ
どこか休める場所はないかと
歩を進めていた
 
 
大通りは行き交う人や
車の熱気で
ぎらぎらとしており…
 
 
誘われるように
路地に入ると
そこは迷路のように
入り組んでいた
 
『帰れるのか?』
 
地図や携帯を持たず
訪れた町は妙に新鮮で
少しばかりのスリルに
鼓動が高鳴っていた
 
『まさか迷子はないよな。。』
 
特にあてもなく思うままに…
 
行きついた路地の先には
少しばかり
ひんやりとした
空気が漂っていた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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