照りつける陽射しに
顔をしかめつつ
どこか休める場所はないかと
歩を進めていた
大通りは行き交う人や
車の熱気で
ぎらぎらとしており…
誘われるように
路地に入ると
そこは迷路のように
入り組んでいた
『帰れるのか?』
地図や携帯を持たず
訪れた町は妙に新鮮で
少しばかりのスリルに
鼓動が高鳴っていた
『まさか迷子はないよな。。』
特にあてもなく思うままに…
行きついた路地の先には
少しばかり
ひんやりとした
空気が漂っていた
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